最近、ニュースでも取り上げられますが「アダルトサイトのご利用料金が未払いです。」「出会い系サイトのご利用料金が確認できておりません。」「至急お支払いください。お支払なき場合、裁判や強制執行を致します。」突然身に覚えのないメールがきたことがある方もいらっしゃると思います。はじめて見た時はびっくりしてしまう方も多いと思います。「携帯番号変えて番号新しくしたのに、以前の所有者が利用してたのかな?」「子供が知らないうちに利用してたのかも。」などふといろんなことが頭をよぎっているかもしれません。しかし、記載されている電話番号、住所、会社名を調べると架空なのがほとんどです。こういった架空請求はこちらから連絡をしない限りはトラブルが起きることはありませんので一切連絡しないように無視しましょう。連絡をしてしまいますと、こちらの電話番号情報など知られてしまいますのでご注意いください。
このような架空請求業者は、現金書留や口座振り込みが一般的でしたが現在はアマゾンギフト券を購入させ、そのアマゾンギフト券で支払いをさせてい詐欺会社が増えてきたようです。
2016年1月には「アダルトサイト登録料を支払え」サイト閲覧者へ電子ギフト券を買わせていた容疑で男女6人を警視庁が逮捕したとニュースでやっておりましたが容疑者の男女6人は容疑を否認しているようですが、2015年以降、約600人から数千万円以上だまし取ったとされているみたいです。
このようにアマゾンギフト券をだまし取り、アマゾンギフト券買取専門店などに売却していたようです。なぜ、現金書留や口座振り込みでないのかと思いますが、現金書留、口座振り込みですとすぐ足がついてしまいサイトの閉鎖。逮捕とつながってしまうことを恐れているからです。そのため、アマゾンギフト券のような電子ギフト券をかわせ、足がつきにくくする作戦だったみたいです。
もし、詐欺被害にあってしまった場合は、「国民生活センター」「消費者センター」「警察」「弁護士」「Amazon」にまずは相談しましょう。
国民センターと消費者センターは無料で相談できますが、警察には必ずどこで被害にあったかをご報告しましょう。
詐欺にあわないように注意していても相手は詐欺師なので、どうにかしてお金を払わせようとしてきますが「架空請求業者はアマゾンギフト券での支払いをススメてくる」特徴がありますので、これだけ覚えていれば未然に詐欺を防ぐことができます。